言葉に頼らないで子どもの考えていることを見抜く方法

子供の様子がなんとなくいつもとは違うかな?と感じることはありませんか?

「調子が悪いの?」とか「何かあったの?」と聞いても「何もないよ」との返事でも、その直感は当たっていることがあります。

だからといって何か困ったことがあったり悩んでいることがあるというばかりではありません。

ただ何かを考えているだけに過ぎない場合もありますから、あまり過敏に考えず、よく子供の様子を観察することが肝心です。

子供の言葉の表現力は未熟ですが、大人と同じように辛いことや楽しいことなどは同様にあります。

ただその喜怒哀楽を表現するためのすべがまだ少ないだけです。

ですから、「何かあったの?」の問いには上手く自分の感情を当てはめることができない場合があります。

その分かえって大人よりわかりやすい態度や行動に出ます。ボーっとしたり、つまらなそうな態度をとったり、体や表情に必ず出ます。

そういったときは、当たり障りのない話題や子供の興味のある話題を持ち出し、様子を探る手もあります。

子供が面白いと感じる話題から何を考えているかをたどたどしくも話し始めるきっかけがつかめるかもしれません。

過去に家族で行った旅行や小学生なら幼稚園で楽しかったことなどを話題に持ち出すのもお勧めです。

子供のことだけでなく、「お母さんが子供の時ね・・・」など私たち自身の子供の頃の体験や感じたことを子供に伝えると、「お母さんやお父さんも自分と一緒だったんだ」と共感でき、今の気持ちを話せるかもしれません。

ただ、中学生以上の思春期になるとその戦法では対応できなくなることでしょう。

根ほり葉ほり聞いたり、どうでもよい話題を親からされるとかえって返答するのが面倒臭くなり、口を閉ざすことがあります。

食事がいつもより進まない、ひとりで部屋にこもりたがる、学校でのことを話したがらない、もしくは学校の様子を「普通」としか言わない、などがあると、人間関係がうまくいっていないか勉強が追い付かないなどが考えられます。

もしくは恋をしている?とか。
後者の違いは子供の感情の浮き沈みで判断することもできます。

誰でも好きな異性がいればうきうきしたり、落ち込んだりすることもありますよね。

前者の場合、学校の勉強についていけていないのであれば、面談や日頃のテストからも一目瞭然でしょうから、あとは何とか目標を見つけて乗り越えていけるようにバックアップするしかありません。

厄介なのは人間関係のトラブルです。思春期になってくると子供たちの世界になかなか親が介入するのは難しいので、どんなトラブルになっているのか解明できません。

よっぽどのことがない限り、子供が自分自身で解決できるよう後押しすることしかできません。

世の中を生きていく以上、何らかの人間関係のトラブルはつきものですから、悩みが深くなる前に様子の変化を察知するのが肝心です。

やはり、子供の様子が何となくいつもと違うかな?と感じたときは問題の大小はあれど子供の心の中にいつもはない感情があると思って、対処しましょう。