幼い時期の子どもにあげたいプレゼント

幼い時期の子供にぜひあげたいプレゼントがあります。

それは「お母さん、お父さんはあなたのことが大好きだよ」という愛情です。

この時期の子供にとっては親が絶対的な存在で、一緒にいれば大丈夫と無意識のうちに感じています。

いつでも自分を楽しませてくれて、守ってくれる、お父さんとお母さんが大好きですし、ずっと一緒にいたいと思います。

「愛情をあげる」と言っても特別なことをする必要はありません。

よく抱っこをするなどのスキンシップや
寝る前に絵本を読み聞かせるとか、公園で遊ぶとか、日常にできることでいいのです。

その都度に、「お母さんとお父さんはあなたのことが大好きだよ」と伝え続けてください。

何があっても大丈夫、嫌いになったりすることなんて絶対ないし、いつも守ってあげる、お父さんとお母さんにとって、とても大事な存在なんだということを繰り返し伝えます。

言葉で伝えるのはちょっと恥ずかしいかもしれませんが、この時期にはぜひ言葉で伝えてあげてください。

それが親からの大切なプレゼントです。

この時期にたくさんのこの愛情のプレゼントを受け取った子供は、自分の存在価値に自信を持ち、その後に誰にでも訪れる逆境にも耐え得る心を持つことができます。

確かな愛情を感じていたからこそ、つらいことや苦しいことに直面したときでも、乗り越えていく力が育ちます。

学校でつらいことがあっても、家に帰ってくればおかあさんがいるから大丈夫、必ず自分の味方になってくれるから大丈夫と思うのです。

子供に限らず、人は必ず自分の味方になってくれる存在があると強くなれます。

自分のことを気にかけ、いつも見ていてくれる親がいることが何よりの強みです。

逆に、学校に行けなくなったり、自分の存在価値を見出せない子供は、この幼少期に親からのプレゼントを本人が必要と思うほどはもらえていなかったのではないかと思います。

もちろん大切に育てられてきたとは思いますが、その子供に幼いときのことを聞いてみると、いつも兄弟と比べられていて嫌だったとか、親に遊んでもらった記憶があまりないと言います。

実際には遊んでいたのかもしれないし、いつもいつもお兄さんやお姉さんと比べていたわけではないと思います。

ただ、受けていた子供はそう感じていて、その記憶が鮮明に残っているということは、その子供にとっては重大なことであったと思います。

その子供によって本当はもらいたかっ
たプレゼントの量が違うようです。

親としては兄弟に平等にあげていたと思っていても、受け取っていた子供本人にとってはまだまだ足りていなかったのかもしれません。

もしも、幼い時期に十分すぎるくらいの愛情のプレゼントをあげられなかったのかもしれないと思うような出来事があったなら、今からでもプレゼントをあげても遅くありません。

幼少期のように抱っこするのは無理でも、「いつでもあなたの味方だよ」と伝えることはできます。

外で何があっても家に帰ってくれば大丈夫、いつも見守っていることを伝えましょう。

「小さいときのことで覚えていることは何かある?」と子供に聞いてみるといいと思いますよ。