うちの子は大丈夫?小1ギャップ・中1ギャップとは?
春は新入学の時期ですが、子供のことを思うと喜んでばかりもいられません。
幼稚園から小学校に入学すると、子供なりにもとても楽しみにしていたのに、あまりの幼稚園とのギャップに面して、学校に行きたくなくなってしまう子供がいます。
幼稚園と小学校の大きな違いのひとつは勉強です。
幼稚園でもひらがなやカタカナ、足し算などを学習するところは多いですが、小学校は毎日4時間目、5時間目までずっと勉強です。
お遊戯などは体育に替わり、休み時間にしか自由に遊べません。
まずこれだけで疲れてしまう子供がたくさんいます。
保育園だった子供は別として、幼稚園では一日の中で在園している時間は4時間程度でしょうか。
小学校では4時間目まで授業で、給食を食べて5時間目が終わって帰宅するまで、おおよそ7時間かかります。
当たり前ですが毎日ですから、木曜金曜ぐらいになると疲れてしまっています。
また、給食も問題で、皆が同じものを食べることになりますから、苦手な食材のときはもちろん、大勢で食べることが苦手な子供は苦痛でしかありません。
一年間ずっと泣いていた子供もいました。
幼稚園でも集団行動してきましたが、小学校になると朝礼などで他の学年とも一緒に行動するのでもっと大勢になり、黙ってじっとしていられない子供が出てきます。
これらの「小1ギャップ」は入学当初に見られる子もいますが、慣れてきたころの5月6月に出る子が多いです。
対策としては、家ではいつもどおりにすること、今日あった出来事をたくさん話してもらって、共感することです。
共感してもらえることで、お母さんは学校にいなくても私のことをわかってくれると子供が思うことが大切です。
また、慣れない学校生活で疲れていますから、早めに就寝させるようにしましょう。
小学生から中学生になるのもギャップがあります。
中学生になると部活にはじまり、委員会など自分で決めていく必要が出てきます。
小学校は学校にさえ行けば給食もありますし、忘れ物をしたとしても先生が貸してくれたり、なんとかなります。
お母さんが気がつけば忘れ物を届けてくれるかもしれません。
ですが、中学生は違います。
お弁当を忘れたらお昼ご飯はありませんし、中学生のお母さんが忘れ物を届けに来たなんてあまり聞いたことがありません。
部活にしても遠征などの集合場所や時間など、自分でもしっかり聞いておかないとなんとかなるさでは通用しなくなります。
勉強に関しては、英語につまずくことが多いようです。
算数も数学になり、親もなかなか教えてあげられなくなるので、勉強がついていけず学校に行けなくなる子供が出てきます。
中学生も4月はまだ勉強も難しくないので、ギャップに苦しむ子は6月の中間テスト以降に多くなります。
中学生の対策としては、どんな子でも頑張って学校に行っていますので、当たり前と言わずに褒めてあげましょう。
できれば教科書も見てあげてください。中1なら、まだ教えてあげられると思うので、勉強が楽しくなるようにサポートしてあげましょう。
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