いいことも悪いことも、子どもは親の鏡

朝、見支度をしていると女の子だったら鏡の前でお化粧をしている真似をしていることがありませんか?

幼い女の子にとってお母さんは憧れの存在で、「大きくなったらお母さんみたいになりたい」と、ほとんどの女の子が思います。

一方、男の子は「お母さんと結婚したい」と思う子が多いでしょうか。

お母さんの真似をするのは何も姿かたちだけではありません。

ご近所の人に対していつも明るく挨拶するお母さんのお子さんは、間違いなくちゃんと挨拶をします。

お母さんと一緒ではないときでもはずかしい気持ちを現わしながら、でも挨拶してきます。

お母さんがいつもしていることを真似ているのです。

お母さんが掃除好きだと、子供はおままごとでも「さあ、お掃除しますよ」と掃除の真似ごとをします。

お母さんの当たり前の行動として掃除がインプットされているのです。

いつも整理整頓している姿を見て、自分のおもちゃは自分で片つける努力をします。

ただし、いいことだけを真似してくれればいいのですが、悪いことも上手に真似します。

荷物で手がふさがっているからと言って足で戸を開けたりすると、何気ない所で真似したりします。

お友達の家でそんなことをされたらたまりませんね。

おならをすれば真似をしますし、あくびをすれば真似をします。子供は真似真似が大好きです。

人の真似をするのは遊びの一環なのです。

家族で見てみると笑い方や話し方がそっくりになってくることがよくあります。

遺伝のせい?もあるかもしれませんが、もともとは幼いころに親のしぐさを真似ていたからかもしれませんよ。

あと、真似してほしくない例として、お母さん同士で学校の先生にあだ名をつけたり、呼び捨てにしたりしていませんか?

お子さんは遊びながらでもお母さんたちの話題に興味津々ですから、学校で先生を呼び捨てにしてるかもしれませんよ?

まさか?とお思いでしょうが、実はよくあることです。

他の人の噂話もよく聞いているので、その人とばったり会ったときに思い出して話されたらたまったものではありません。

子供が聞こえる範囲での噂話はご法度です。

横断歩道を渡らず、近いからと言って道路を縦断する子供を注意すると「だってお母さんも渡ってたもん」と返ってきます。

きっと「今だけね」と言って横断歩道がないところを渡ったのでしょうが、子供にとっては「いつも今だけ」とも取れますし、「親がやっているものはいいんだ」と思っても仕方がありません。

もちろん、「お母さん駄目だよ」と逆に注意してくれるおりこうさんもいそうです。子供に注意されたら素直にやめようと思えますね。

とにかく、子供は親のいいところも悪いところももれなく見ています。

本当に「いつ見ていたの?」と思うほどです。

そして必ずといっていいほど真似をします。いいも悪いも子供にとって親は鏡です。

「あれは私の真似だわ」とわかるような悪いことを子供がしたら、もう真似されないように反省して、自分を正しましょう。